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ジャンプGIGA 2021 SUMMERネタバレ感想 『ドラゴンロウリュ』『NINE-ナイン-』『とびだせベジクレ！』オススメです！

2021/07/29

ジャンプGIGA

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ジャンプGIGA 2021 SUMMERのネタバレ感想です。

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付録に、「『呪術廻戦』芥見先生完全新カット描き下ろし！五条悟クリアファイル！」と「『マッシュル-MASHLE-』ホログラムステッカー」がつきます。前回は虎杖＆乙骨コンビのクリアファイルでしたが、今回は五條先生です。

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『忍SS』／ミウラタダヒロ

　忍びの末裔の男女が互いの正体を暴くために学校でラブコメ風ハプニングをおこす話でした。作者さんは『ゆらぎ荘の幽奈さん』の方です。忍びの技術が現代まで極まった結果、あらゆるカメラに顔と大事な場所を絶対に映さないのがすごい。これが現代NINJA…！

『天使にキスを』／片岡誉晴

　人生それなりに過ごそうとしている美術部員の青年とトップを目指す演劇部少女の話でした。最後のシーンの女の子の顔が好きです。

『Hello,my robot』／ATSU×

　漂流した天才科学者少女とありあわせの道具で造られたアンドロイドの話でした。なぜ宇宙船に孫の手が…？ 無事戻れてよかったです、面白かった。高性能なボディ作ってあげて！

『サドンデス』／麦野太一

　荒廃した星で機械の怪獣に乗って油を求めて野良械獣と戦う話でした。主人公の乗っているロボがマリオの敵亀キャラみたいでした。ロボットのデザインがどれも良かったです。

『CHAIN』／外薗健

　暴力沙汰を請け負う現代忍者コンビの話でした。片方がどうみても力士…（自覚あり）。なんであんな髪型に…？ ちょっとNARUTOっぽい絵だと思いました。

『お前は一生そのままだし変わらねーからなバーカ』／鈴木陸士

　全国民が17歳になるとモンスターをパートナーにする世界で、ひねくれたモンスターがパートナーになってしまったひねくれた青年の話でした。モブサイコっぽいなと思いました。ダークな感じ。

『河童の幸乞い』／DODOTAN

　水族館で飼育される河童と彼を自由にしようとする少年の話でした。最終的に館長になって河童を放すものの、河童は少年と過ごすのが望み。良い話でした。

『モノノケの狩人』／千木チキ

　モノノケのいる世界で、食べたものに変身できるモノノケが自分を助けてくれた人間の代わりにその人に化けて村を守る話でした。村のみんなが偽物なのを承知で気さくに接してくれているのがとても良かったです。優しい世界。しらないのはヒロインだけだったという。

『究極兵器まみたそ』／かみだしゅんいち

　究極兵器の適合者になったJKと親友のJKの話でした。親友が超魔怪王の生まれ変わり？だったものの、友情が壊れることはなくて良かったです。キーアイテムはプリクラ。

『ドラゴンロウリュ』／丸山暁星

　ロウリュ（サウナでばさばさするやつ）使いの少年が悪の風呂組織とロウリュで戦う話でした。風呂というテーマで強引に全部の話をまとめていて面白かったです。「なんか　はじめてロウリュされた気がしないな…」

『黒羽の矢』／三次儀彰

　妖怪が見えるようになった弓道部少女と代々妖怪狩りをしている天狗（カラス）使いの少年の話でした。なんだか話のテンポが独特でした。

『グラビティ・フリー』／石川理武

　無重力体質になった少女とボディガードの話でした。ひどい父親…絵が上手で良かったです。

『ねじお』／末永洸

　ネジに寄生した寄生虫と、頭のネジがとんだ殺し屋の少年の話でした。平常時が狂人でネジをさすと普通の人（弱体化）になるのが面白かったです。ねじろうくん面倒見が良い。

『月の兎は飛ぶらしい』／丸十字千尋

　一年前に屋上で宇宙船の破片に当たって死んだはずの青年が天使（？）になって親友のもとに戻ってくる話でした。親友の青年が最後に宇宙飛行士になって月面で再会する終わり方良かったです。

『フユノヒ』／藤川大毅

　冬の雪山で鬼の少女と孤独な老人が交流する話でした。最後の大切なソファに少女を座らせてあげるシーン好きです。

『スイァフリクサ』／ぼく

　村一番の戦士を神への生贄にする風習のある村の、真面目な青年戦士と不良戦士の話でした。不良戦士がお兄ちゃんのために戦うのと、武器に檻を使うのが斬新で面白かったです。あと神様のデザインがよくわからなくてすごかったです。

『バイオリン姫』／林守大

　バイオリンの才能がある少女が虐待していた父にバイオリンで有名になることで復讐する話でした。すべてが少女の計算通り。こわい。

『Mr.ZOMBIE』／加藤優汰

　ゾンビのいる世界で、感染ではなく蘇生術でゾンビになった青年が旅をする話でした。笑顔が絶妙に狂気っぽいです。

『amane』／佐藤ヨウキ

　とにかく女性にありがとうと言いたい少年の話でした。シンプルにこわい。

『とびだせベジクレ！』／原作：きんりく 作画：だて

　男の子の落書きから動き出したキャラクターベジクレと変わっていく男の子の交流の話でした。男の子はやがて漫画家になるものの、ベジクレは忘れられ…。終盤のベジクレが現実に現れる展開と、最後にアニメ化されるのがとても良かったです。おすすめです。

『ROBOT RONDO』／西村隆生

　人間が滅びロボットに支配された世界で、ロボットの被り物をして生き延びていた少年が同じようにロボットのふりをしていた少女と出会う話でした。結局、少女も少年もロボットだったという結末にびっくりしました。少年が「ご飯」と言いながらコンセントを加えるシーンはホラーっぽいです。

『勇者先生』／和邇

　魔王討伐のために集められた少女と先生の話でした。先生の罪悪感から途中鬱っぽい展開になりましたが、終わり方は良かったです。

『ラストマメデッポウ』／丸十字千尋

　殺し屋として育てられるきょうだい男女の話でした。ノリは大阪。どちらが兄・姉かで揉めていましたが、最後に「兄貴」と認めていて良かったです。

『赤の宅配便』／はくむ

　絶対配達する赤鬼と配達される少女の話でした。少女を荷物（モノ）としか見ていなくて面白かったです。

『炎影と月帝』／阿黒巧熙

　妖と戦う和風ファンタジー漫画でした。絵が緻密です。

『NINE-ナイン-』／宮武翼

　超能力者がいる世界で異能相談事務所をする男が異能関連の依頼を解決する話でした。能力バトルモノ…とみせかけて基本コメディですが、ミステリーっぽい要素もあって面白かったです。とてもオススメです。主人公の男が長髪＆一人称が私なので途中まで性別がわかりませんでした。回想の青年と同一人物だったんですね。

『ジェミニ』／河原光

　コンビ・相棒特集。マフィアの一人娘と護衛のイケメン双子の話でした。敵のボス？のキャラが濃くて面白かったです。

『傍らのビーゴ』／本城藍斗

　コンビ・相棒特集。崩壊後の世界で少女とロボットの話でした。短くまとまっていて良かったです。

『キラワレモノ』／齋藤佑哉

　偶然居合わせた罪人少女ふたりが町奉行と戦いながら交流する時代モノでした。線が太い感じの絵柄で好きです。

『花実売り』／比名たろう

　子供がなる鉢を売る花屋の話でした。ホラーっぽいです。マンドラゴラ…？

　今回、話が良くできている作品が多かったです。読んだ後おぉ…となる感じ。あと忍び多めな印象でした。全部面白かったです。

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