『片喰と黄金』58話「ララミー砦」の感想です。
あらすじ
ユージンとチャドは療養のため一時離脱し、エズメはなぜアメリアを快く思わないのか思い至る。
感想
ユージンとチャドが一時離脱し、一人残ったエズメがなぜ自分がアメリアを嫌いなのか自覚する回でした。
病気のユージンと、付き添いでチャドが一行から離脱しました。ユージンはおそらく腸チフスらしく、今の所命の棄権はないものの快復を待つ余裕はないため苦渋の決断です。ただ、そこでアメリアの提案でエズメだけ残留。これまでいつでも三人一緒!で行動してきた三兄弟にとってイレギュラーな展開です。波乱の予感しかしない。ユージンたちは一時的にラルフの知人の家に身を寄せ、後から駅馬車で後を追うことになりました。困ったらラルフの人脈!
アメリア一行がララミー砦に立ち寄りました。カリフォルニアに向かうまでの、おそらく最後の大きな補給場所になるようです。一応必需品はだいたい揃えてあるはずですが、コナーが新しい帽子を買いました。以前はハンチング帽でしたが、今回はイザヤがしているような全方向につばのあるハットタイプに。似合う!
兄弟と離れて不安のさなかにあったエズメが、一皮向けてアメリアにはっきり嫌いだと伝えました。真っ直ぐなアメリアへの反感にしっかり向き合い自分の気持ちを正直に外に出すことがでkチアようです。アメリアの方はそれでも私は好き!!と言っています。強すぎ!(笑)
ユージンたちの離脱でどうなることかと思いましたが、ひとまず安心して旅が続けられそうで良かったです。ここからいよいよ本当の自然との戦いになると思います。ちゃんと西までたどり着けるのかな。
作者さんTwitter
よろしければ先読みも。
— 北野詠一 Kitano Eiichi (@kitanoH_) January 10, 2023
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