『片喰と黄金』第61話「ヘイスティングズ・カットオフ」の感想です。
あらすじ
ロッキー山脈で近道の悪路を選び、軍曹が自分の仕事について考える。
感想
ロッキー山脈の悪路を進む回でした。
カリフォルニアに向かうルートがいくつかある中で、アメリアたちは当然直線近道を選択。マイルスたちが元々同行していた一団は目的地がオレゴンだったためここで離脱し、一行は馬車3台、人間17人になりました。馬車が10台から一気に減っちゃった。
近道は一歩間違えば転落死の危険な悪路で、コナーと軍曹が先行して道を確認。その途中の会話で軍曹が自分の仕事について改めて考え始めました。元々頭を使うのが苦手な自覚があるようで、深く考えずに軍の規律の中に身を置いてきました。その様子を献身や尊敬でアメリアに従うコナーから不思議に思われ、自分でも考えるようになったみたい。
考え込むうちに馬車が崖から転落仕掛けますが、軍曹の力でなんとか無事に済みました。また、軍曹も一応疑問に踏ん切りがついたようです。答えが出たわけではなくまだまだこれから考えるようですが、それこそが彼に課せられた任務だと思います。頑張って。
けっこうテンポ良く話が進んでいるように見えます。もしかしたら、次の話くらいにはサクッと山脈越えちゃうかも。何事もなく進んでるときが一番安心して読んでいられるのでずっとこのままでいて欲しい。
作者さんTwitter
あああああ誤植!!!!再来週に発売するのは9巻です! pic.twitter.com/XWu5DTqtz7
— 北野詠一 Kitano Eiichi (@kitanoH_) March 6, 2023
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