『片喰と黄金』37話「ミズーリ❶」感想 災いの兄

2022/03/08

片喰と黄金

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『片喰と黄金』37話「ミズーリ❶」の感想です。

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片喰と黄金 - 北野詠一 / 第37話 ミズーリ❶ | コミックDAYS

あらすじ

 インディアン・ポタワトミ族の少年 ワワタシが、10年前に白人を殺して逃げた兄を殺す旅に出る。兄の所業で村の人たちはいまだに白人との関係に気を使わねばならず、ワワタシは村のために災いの芽を摘むつもりだった。しかし、旅先で兄が何年も前に亡くなったことを知る。

 ワワタシは怪我を負って意識を失う。目を覚ますと、コナーが傷の手当をしていた。

感想

 インディアンの少年の話でした。

 物語はアメリアたちを離れ、原住民の少年・ワワタシにフォーカス。ベル少佐のお父さんを殺したのがワワタシの兄だったようです。10年経って兄の殺害を決意したワワタシ。決して「追い詰められて〜」とか「復讐で〜」というわけではなく、すごく明るい感じでした。死生観の違いかな? あるいは、何度も夢に見る兄の姿を化け物のように認識してしまっているのかもしれません。今回サムネイルが怖すぎて漫画間違えたかと思いました。

 目的の兄はまさかの5年前に死亡。どうも事故死だったみたいです。あっさり終わってびっくり。

 ついにコナー登場!!久しぶり!!!! インディアンに連れ去られたとあったので心配していましたが、この感じだとお礼に村まで〜とかなのかな。今は無事だと良いんだけど。

 サブタイトル、前と同じなのはミス?と思ったけど、よくよく見たら数字が白黒反転しています(「①」と「❶」)。これは、同じ時間のコナーサイドということなのかな。集英社連載分はずっとサブタイトルの数字が黒丸数字だったから、ミスなのかあえてなのか迷っちゃいました。

 コナーとアメリアの再会が待ち遠しいです。

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