『片喰と黄金』46話「カンザス❽③」感想 知らないほうが幸せなこと

2022/07/16

片喰と黄金

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『片喰と黄金』46話「カンザス❽③」の感想です。

カタバミの写真

あらすじ

 イザヤアメリアに、開拓時にアメリカ人がインディアンを強引な手段を持って立ち退かせたことを教える。アメリアはイザヤの誇張だろうと信じようとしないが、自分がインディアンたちにしたことを思い出し言葉に詰まる。

 コナーが、アメリアは普通の人で自分と考えたかが違うと思い至る。ワワタシが一人でベル少佐に会いに来る。

感想

 アメリアとコナーがそれぞれ自分を見つめ直す話でした。

 イザヤがアメリアに、インディアンと白人の間に起こったことを話しました。ものすごく簡単にですが。あまりに強引に原住民達を追い出したと聞き初めはアメリアも疑いますが、自分が彼らに向けた憎悪を思い出し完全に否定しきれなくなっています。

 アメリアが「自分はいま何人なのか」という疑問に思い至りました。ここで久しぶりにブッチャーが登場! 1・2巻の頃以来です。彼の「ようこそアメリカへ」という言葉を思い出し、今となっては自分も無関係の外国人ではいられないと感じたようです。

 村に残っているコナーは、アメリアが自分が言ったような正しくて一番すごい人ではないと思い至りました。本当はずっと気づいてはいたはずですが…。コナーが自分で考えられるようになった、ということなのかな。

 ここにきてアメリアとコナーの関係性が怪しくなってきました。アメリアのほうは自信がゆらぎ、コナーはアメリアから気持ちが離れつつあります。もしかしてコナー離脱…? コナーの望んでいた「庭」はポタワトミ族の村で十分間に合うため、ワワタシの誘い通りこのまま村に残ったほうが幸せかもしれません。

 ワワタシがベル少佐に会いに来ました。ベル少佐は父親にそっくりなため、かつてワワタシの兄が殺したはずの男が戻ってきた、と村は混乱中。ワワタシは少佐となにを話すんだろう。

 まだフロンティアに入ったばっかりだけど、もう全然旅を続けられる気がしません…。

 ところで、「いいね連打」やコメントってどうやってしたら良いんだろう。

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