『片喰と黄金』36話「ミズーリ④」感想 インディアンとは

2022/02/09

片喰と黄金

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『片喰と黄金』36話「ミズーリ④」の感想です。

カタバミの写真

片喰と黄金 - 北野詠一 / 第36話 ミズーリ④ | コミックDAYS

あらすじ

 アメリアベル少佐は、馬泥棒(誤解)の開拓民の家で一夜を過ごす。アメリアはフォスター軍曹たちを待つ間ベル少佐と話し、アメリカ合衆国が出来ていっている国だと実感する。

 アメリアが、合流したフォスター軍曹たちに「インディアン」とは何か訊ねる。アメリアは、野党のことだと思っていた。エリ先生がアメリアに、言葉を選びながらインディアンは「先住民」だと説明する。また、ベル少佐の父親はインディアンに殺されたという。

 フォスター軍曹が、インディアン ポタワトミ族らしき人物が白人の男を連れ去ったらしい、という情報を伝える。連れ去られた人物の特徴はコナーと一致していた。

感想

 アメリアがインディアンについて知る回でした。

 インディアンについて、これまでエリ先生がアメリアには意図的に伏せていました。合衆国人と先住民、それぞれの事情がある複雑な話なので慎重に伝えようとしていたのかもしれません。以前は黒人奴隷の話もありましたが、また考えさせられる話になりそうです。

 開拓民の生活はけして楽なものではないようです。それでも日毎に一歩々々進む彼らの目は生き生きとしており、アメリアも共感を覚えているようです。土地はあるので、大農園も夢じゃない。

 ベル少佐はやっぱり合理主義なのと口が悪いだけで、悪人ではないようです。父親のことでインディアンに遺恨はないとしており、考え方が常に大局を見ています。…今後、本当は恨んでいる、なんて展開にならないと良いんだけど。

 久しぶりにコナーの情報が!!! と思ったらまさかのインディアンに連れて行かれた? 無事なのかな、心配です。久しぶりにコナー見れるのが楽しみです。

作者さんTwitter


単行本説明話

 単行本事情の説明でした。ウルトラジャンプ(集英社)→コミックDAYS(講談社)への移籍なので事情が少し複雑みたいです。Twitterではかねてより説明されていましたが、コミックDAYSユーザー他の読者向けの説明のようです。

 紙版は、1〜6巻集英社、7巻〜講談社で刊行。一方、電子書籍版は2022年4月以降1巻〜全て講談社に一本化される、という内容です。加えて、既に購入した分は変わらず読むことが出来ます、等の捕捉がされています。私は電子書籍(集英社版)で購入してますが、講談社版が出たら改めて前巻買い直すつもりです。作者さんがおっしゃっていましたが、内容の加筆はほぼしないようです。既に持っている人が損しないように。4月の7巻が楽しみです。

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