『片喰と黄金』49話「カンザス⓫⑥」の感想です。
あらすじ
竜巻をやり過ごし、アメリアがワワタシと遭遇する。
感想
ベル少佐とワワタシのやり取りが一段落する回でした。
ベル少佐は竜巻からワワタシを助け出した後、力尽きて身動きできなくなりました。ワワタシはそれ以上手を出さず、助けを呼んで離脱。少佐が言っていましたが、二人共激情に駆られはしたものの、結局これまで正しく生きてきた習慣で少し冷静になったみたい。竜巻来てなかったらどうなってたのかな。でも、この作中穏健だった二人が感情的になって、それでもまたもとの正しさに戻ろうとする流れとても良いなと思いました。感情のぶつかり合いが本気の殺し合い過ぎて読んでてだいぶメンタル持っていかれたけど。
少佐は軍曹たちに、負傷は飛来物による事故だと説明しました。少佐の一言で軍隊での村への報復もあり得たので、ひとまず最悪の事態は回避できたのかなと思います。少佐はだいぶ冷静になってるけど、この後どうしたら良いかはまだ考え中みたい。指はくっつくかどうかって言ってたけど、ちゃんと拾ってたんだ。
アメリアがワワタシと遭遇しました。村に行くならついて行こうと考えますが、ワワタシは気が立っているため会話にならず。以前のアメリアなら相手の拒絶を押しのけてでもコミュニケーションを取っていたと思うけど、今のアメリアは完全に自信を失ってただの痩せっぽっちの貧相な子供。それでもワワタシの方は相手がコナーから聞いたアメリアだと気づいたみたいだけど、今の所気遣ったりしてくれる余裕は無さそう。
この後、アメリアは1人でポタワトミ族の村に行くのかな。絶対危険。コナーとの関係性も不安しかないです。辛い。。。
作者さんTwitter
よろしければ先読みも。
— 北野詠一 Kitano Eiichi (@kitanoH_) August 23, 2022
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