『片喰と黄金』41話「カンザス❸」の感想です。
あらすじ
コナーがバイソンを仕留める。コナーはワワタシが無事生きているのを見て、自分は呪われてなんかいない「普通の奴」なのかもしれないと思い至る。
コナーとワワタシは腰を据えてワワタシの兄について話す。コナーと話すうち、ワワタシはかつて兄のことが好きだったはずが、あの日以来思い出が塗りつぶされてしまったと気づく。コナーとワワタシは和解する。
感想
コナーとワワタシそれぞれの呪縛が解ける話でした。
コナーがバイソンを倒しました。解体の様子を見て卒倒。さすがに農夫なので見慣れないのかもしれません。時代的にある程度は手ずから生き物をしめる機会はありそうですが…。
コナーはこれまで自分の関わった人は皆死んでしまうと思い込んでいましたが、ワワタシが無事だったことで呪いなんて無いのかもしれないと気づきました。よかった!と思う一方、もし今後の展開でワワタシの身になにか起こったらまた逆戻りしてしまいそう…さすがにないといいんだけど。
ワワタシがコナーとゆっくり兄のことを話し合いました。兄を悪だというワワタシに対し、兄が死んだと笑うときのワワタシの顔がぎこちないと指摘するコナー。ここまではっきり自分の考えを言うのは、アメリアといたときにはあまり見られませんでした。互いに時間をかけて考えを伝え合い、ワワタシも自分の気持ちが整理できたようです。二人が無事仲直りできて本当に良かった。
話もいい感じに区切れたし、そろそろアメリアたちが合流するのかな。このままいい感じでインディアン編終えられたらいいなぁ。
作者さんTwitter
よろしければ先読みも。ふたりが喋る回です。 https://t.co/N59AQZ4CRj
— 北野詠一 Kitano Eiichi (@kitanoH_) May 3, 2022
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