『チェンソーマン』4巻ネタバレ感想 指導

『チェンソーマン』4巻（2019年10月4日発売）のネタバレ感想です。

デンジの心臓を狙う謎の一味の襲撃により、大打撃を受けた公安特異課には、不穏な空気が漂う。一方、デンジとパワーは最強のデビルハンターの元、頭のネジもぶっ飛ぶ「死」の特訓を開始するが…!?　シリアスとクレイジーが交錯し、反撃の狼煙が上がる!!

第26話 銃は強し

　デンジが刀男（ヤクザの孫）と戦闘する。デンジは敵の仲間を人質にとるが、人質ごと胴を両断されて敗北する。

　京都駅で、京都公安の黒瀬と天童がマキマを出迎える。マキマは自分は撃たれなかったと言い、車内の死体を片付けるよう指示を出す。車内では、犯人たちが身体に大穴があいて死んでいる。

第27話 京都より

　京都でマキマが、終身刑以上の犯罪者を神社に集めて儀式を行う。マキマが犯罪者に指示した名前を言わせて手を叩くと、東京の犯人グループの人間が潰れる。マキマが言わせているのは犯人たちの名前だった。同時に、名前を言った者も事切れる。

　刀男と沢渡（ヘビ女）以外はほぼ全滅する。

第28話 秘密と嘘

　デンジの元にコベニが現れる。襲撃を受けた際、荒井がコベニの盾になった。ヤクザの孫はしばらく刀の姿に変身できないこともありコベニに倒され、沢渡が状況不利と判断してヤクザの孫を連れて離脱する。

　襲撃は公安対魔特異課だけを狙ったものだった。特異課は人外以外がほぼ全滅し、1課〜3課は4課に統合される。4課の円も生き残っていたが、公安を辞める。

第29話 100点満点

　アキが病院で目を覚ます。カースによると、アキの寿命は残り2年だった。

　4課の戦力強化のため、アキは黒瀬と天童の指導を受ける。デンジとパワーは1課の男の指導を受けることになり、いきなり首を折られる。

第30話 もっとボロボロ

　黒瀬たちが来たのは、特異課の人間組のキャリア相談をするため。アキは狐を呼び出せなくなっていたが、それでも辞めないつもりだった。

　1課の男がデンジとパワーを瀕死にさせては血を飲ませて復活させる。男は自分を最強のデビルハンターだと言い、デンジたちが自分を倒せるくらい強くなるまでひたすら狩り続けると宣言する。

第31話 未来最高

　デンジとパワーが1課の男を待ち伏せする。頭を使った作戦のつもりだったが叶わず敗北する。

　アキが新たな悪魔と契約するため、公安の悪魔の監獄に行く。黒瀬たちはアキを未来の悪魔と引き合わせる。

第32話 繰り返し繰り返し

　アキが未来の悪魔と契約する。契約内容は未来の悪魔を右目に住まわせること。未来の悪魔はアキが将来最悪な死に方をすると言い、それをこの目で見たいと話す。

　1課の男がデンジたちに合格点を出す。指導の頻度を週一に減らす他、指導を踏まえて『サムライソード』と『ヘビ女』を新4課全員で捕まえに行くと言う。

　サムライソードたちヤクザがマキマの反撃に備える。事務所の地下には、かつてゾンビの悪魔によって作られたゾンビ軍団が控えていた。

第33話 作戦開始

　マキマがヤクザの組長と話す。組長いわく襲撃は沢渡にそそのかされた組の一部の若い衆の仕業だという。襲撃組は沢渡の仲介で銃の悪魔と契約し、現金2万円と引き換えに銃を手に入れた。マキマは銃の悪魔と契約した者の名前を全て答えるように言い、ヤクザたちの近親者の眼球を見せて脅す。

第34話 全員集合

　サムライソードの潜伏先のビルに4課が突入する。メンバーは、サメの魔人、暴力の魔人、蜘蛛の悪魔、天使の悪魔、アキ。

　アキが沢渡と対峙する。沢渡がヘビの『吐き出し』で幽霊の悪魔を出す。

　襲撃をなんとかしのぎ、修行、反撃開始しました。

　結局、襲撃で特異課はほぼ全滅。コベニが生き残っていたのが意外でした。しかも、ヘビの攻撃をかいくぐってサムライソード（人間状態）に一撃を入れるほどの身体能力。強い！ ホテルのときは錯乱して真っ先にデンジを殺そうとしてたり、メンタルがアレだけど。

　ジャンプ漫画おなじみの修行展開がありました。が、「最強のデビルハンター」の男にひたすら狩られ続けるだけで、特に新技のようなものはありません。そういえば、そもそも技の名前を叫ぶような漫画じゃなかった。

　特異課人外の新キャラクターが一気に増えました。魔人だけでなく、協力的な悪魔もいるみたいです。ゾンビ軍団をあっさり突破。デンジとパワーは見当たりませんでしたが、別働隊かな。