『片喰と黄金』14話「B&O鉄道①」感想 私のために生きなさい

2021/11/14

片喰と黄金

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『片喰と黄金』14話「B&O鉄道①」の感想です。

カタバミの写真

あらすじ

 コナーにはかつてノラという恋人がいたが、病気で亡くなった。コナーはこれまでの人生で周囲の大切な人たちを大勢亡くしており、生きることに疲れていた。それ以来、コナーのことはアメリアが全て決めることにした。

 アメリアたちは今後、イザヤのパトロンのいるセントルイスを目指す。道中は、パトロンの知り合いの家に宿泊させてもらう。イザヤは絵を描きあげなければならないため、アメリアとコナーが一足先に旅を続ける。イザヤはアメリアに、それまでに銃を扱えるようになること、そして仲間を集めることを課題として出す。

 アメリアとコナーはイザヤから金をもらい、ボルチモア&オハイオ鉄道に乗る。しかし、発射直前にコナーが男に突き飛ばされ独り線路に取り残される。

感想

 グレートフォールズを出発し、次の目的地に向かう話でした。

 イザヤが加わったことで旅のプランが変更に(元々ほぼノープランでしたが)。セントルイスをフロンティア入り前の目標地点に定め、それまで出資者の知り合いの富豪宅を辿ります。これで当面の衣食住の心配から解放された、のかな。

 イザヤはパトロンのための絵を描いてからになるため、一旦分かれてアメリアたちだけ先へ。イザヤが一緒じゃなくても泊めてもらえるのかな。やっぱり当面野宿かもしれません。

 コナーに恋人がいたことが明かされました。が、飢饉の最中に病死…。しかも、描写的に彼女の最期の願いでコナー自身が彼女の人生に幕を下ろしたようです。きつすぎる…。『ワンピース』のゾロの幼馴染の話ぐらい怒涛の展開です。アメリアとコナーの関係は、主従に加えてコナーの強烈な依存があるみたいです。強く生きて…。

 鉄道移動になりましたが、コナーが取り残されてしまいました。突き飛ばしたのは眼鏡をかけた小柄な少年(本当は23歳)。イザヤ同様9話で姿だけ描かれていたうちの1人です。誰かに追われているようですが…トラブルの予感しかしない。

作者さん振り返り

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