『片喰と黄金』3話「ニューヨーク①」の感想です。
あらすじ
アメリアとコナーがニューヨークに降り立ち、都会さに圧倒される。ニューヨークでは近年急激に増えた移民で混乱しており、市民の中にはアイリッシュをよく思わないものも多かった。
アメリアが宿で休んでいる間、コナーが黙って一人で買い物に行く。買ってきたのは食料と日用品、そしてコーヒーを淹れる器具(パーコレーター)。コナーはアメリアを元気づけようと紅茶を淹れようと考えたのだった。
アメリアは初めてコーヒーを飲み、あまりの苦さに顔をしかめる。しかし、ふたりならこれも思い出になる、とコナーを目一杯誉める。
感想
ニューヨーク初日の話でした。
当時のニューヨークはアイルランド移民に対する風当たりが強かったようです。移民をターゲットにした両替屋やギャングたちも相まってだいぶ混沌としていそう。
ニューヨークに着いてひとまず宿を確保。同じ英語圏でも、訛りも違って『外国』なんですね。お金の単位も違います。ふっかけられないと良いのですが…。
今回、コナーが褒められてほわほわしているシーンが好きでした。これがこの二人の関係なんだなって。コナー優秀。
この先アメリアはどうやってカリフォルニアを目指すのかな。流石にそこまで計画してなさそうだけど…ひとまずしばらくニューヨークに滞在して仕事を探すとか…?
作者さんの振り返り
下船→ギャング編、にしようとしたら担当さんに「しんどいので一旦ほのぼの回挟みませんか」と提案され出来た回です。良い回になったと思います。
— 北野詠一 Kitano Eiichi (@kitanoH_) October 27, 2021
第3話 ニューヨーク① | 片喰と黄金 https://t.co/4UfhzSvQvX
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