『片喰と黄金』32話「セントルイス⑧」感想 フロンティアへ

2021/11/30

片喰と黄金

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『片喰と黄金』32話「セントルイス⑧」の感想です。

カタバミの写真

片喰と黄金 - 北野詠一 / 第32話 セントルイス⑧ | コミックDAYS

あらすじ

 アメリアが、火事で髪先が焦げたためやむなく髪を切る。アメリアは見知らぬ人からはいっそう少年に間違えられるようになり落ち込む。

 アメリアたちが荷造りの最終準備をする。馬車が完成し、積み荷の選別を行う。危険なフロンティアに臨むため、アメリアはこれ以上「失わない」ために真剣に取り組む。

 イザヤが幌にシャムロック/カタバミの装飾を施す。アメリアはそれを見て、過酷な旅でも楽しいものにできると元気を取り戻す。馬車は牛に引かせる。

 ラルフは順調に回復しており、イザヤのことを手紙に書いてくれるよう要望する。それに対しアメリアは、私のことを書きますねと返す。アメリアたちはラルフに別れを告げてセントルイスを発つ。

感想

 セントルイスからフロンティアに向けて出発する話でした。

 前回まではどうなることかと思いましたが、その後は着々と準備を整えていました。ラルフもコレラから回復しつつあるようで良かったです。アメリアはショートヘアになって落ち込んでいましたが…ただでさえズボン姿でしょんぼりしていたのに、かわいそう…。

 旅のお供の幌馬車が完成しました。そして、幌にはカタバミの絵が! すごく良い…! 知らなかった読者にも、これでようやくタイトルの「片喰」→カタバミ→シャムロック→アイルランドというのが伝わったはず。ちなみに絵を見て勝手に緑色だと頭の中で補完していましたが、黒らしいです。

 (比較的)安定していた東部を出発し、いよいよ開拓途上のフロンティアに突入します。これまではラルフの知り合いの豪邸で休むことができましたが、今後はどうなるんだろう。あと、馬車(牛車)を手に入れたものの荷物用で、人間は変わらず徒歩になるみたいです。西海岸まで徒歩で…? まだまだ長い旅路になりそうです。コナーが無事だと良いのですが。

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