『片喰と黄金』4巻の感想です。
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1849年。一攫千金を目指し、飢饉にあえぐアイルランドからゴールドラッシュに沸くカリフォルニアへ向かうアメリアとコナーの貧乏主従。
セントルイスへ向かう中、イザヤに提示された課題のひとつ「同盟者を集める」。まだ見ぬ仲間に胸を躍らせる二人だが、移動のため鉄道に乗ろうとした時、強引な乱入者によりコナーが取り残され!?
収録話
- 第15話 B&O鉄道②
- 第15話 B&O鉄道② 感想
- 第16話 ケンタッキー①
- 第16話 ケンタッキー① 感想
- 第17話 ケンタッキー②
- 第17話 ケンタッキー② 感想
- 第18話 ケンタッキー③
- 第18話 ケンタッキー③ 感想
- 番外編 パイプの話
- 番外編 パイプの話 感想
- 巻末おまけ 天国の門の前で雑談をする 4巻
- カイル(故人)とダラ(偽)(故人)の本編補足漫画。
- カバー裏
- ボルチモア・アンド・オハイオ鉄道博物館。
感想
旅の仲間にテッドとアンナが加わり、ケンタッキー州に入る巻でした。
鉄道オタク鉄道技師・セオドア・ジュダ/テッドと、妻・アンナが一行に加わりました! テッドはインテリ系、アンナは体が大きく力持ちですが聡明で気遣いもできる逸材です。3巻の最後でコナーが乗り遅れたときはどうなることかと思いましたが、アンナが連れてきてくれて良かった。アンナ超良い人。
一行はイザヤ指定の富豪・モラレスの家に行きました。イザヤのパトロンの知り合い、なのでアメリアたちはもちろんイザヤすら面識がありません。しかも、イザヤは現在別行動。よくこれで泊めてくれるなっておもいました。人数も増えてるのに。これが富豪!
ケンタッキー州に入り、大きく変わったのが奴隷の存在です。東海岸一帯と違い、このあたりは奴隷州と呼ばれる場所でした(当時)。かなり気を使わなきゃいけないテーマだけど大丈夫なのかな…話もかなり重くなりそうで心配です。
アメリアが奴隷の青年・ラスにさらわれてしまいました。アメリアは元々栄養状態が悪くただでさえ無理ができないはずなので心配です。ラスも悪い人物ではないので、なんとか穏便に済むといいんだけど。先を読むのが怖いです。
ちなみに4巻で一番好きだったシーンはアメリアの「ロ〜〜〜ストチキン!!」です🍗
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