『片喰と黄金』9話「ニュージャージー」感想 少年たちと馬車

2021/11/09

片喰と黄金

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『片喰と黄金』9話「ニュージャージー」の感想です。

カタバミの写真

あらすじ

 アメリアコナーは、駅馬車と間違えて家出少年たちの馬車に乗せられる。ニューヨークの一件が「アメリア・オニールはブッチャーに認められた女ギャング」として広まっており、少年たちからの尊敬の圧力にアメリアは断りきれなくなっていた。

 程なく、リーダーのマイルス以外の少年たちは旅が思ったようなものではなかったと帰ってしまう。アメリアは自分たちが噂のような人物でないことを打ち明け、コナーが御者をする代わりに改めて馬車に相乗りさせてもらう。

 コナーがマイルスに、自分がアメリアに従ういきさつを話す。かつて、アメリアの両親が滞在先で天然痘で亡くなり、同行していたコナーは生き延びたものの顔に大きな痕が残った。アメリアは両親を喪った直後にも関わらずコナーを気遣い、傷を隠せる帽子を贈ってくれた。それがコナーがアメリアに従う理由だった。

 マイルスの仲間・オーウェンネイトが馬車を追ってくる。彼らは帰る友人たちを見送っていた。そして、マイルスたちも旅の目的はカリフォルニアの黄金だった。

感想

 家出少年マイルスたちと出会う話でした。

 コニーアイランドから正しい道に戻ったものの、ボルチモアまでは約240km。だいたい東京都から愛知県くらいの距離があります。ただでさえ満身創痍のアメリアたちが歩くのは無理…ということで馬車を探しましたが、また妙な一団に巻き込まれてしまいました。

 少年たちは5、6人いたものの、最終的に残ったのは3人。彼らはけっして貧しくはないようですが、黄金を求めて家出したようです。

 アメリアたちはダラの手紙を頼りにボルチモアを目指していましたが、偶然にもカリフォルニアに向かう王道ルートと重なっていたようです。ありがとうダラ(真)のご家族。…このレベルのいきあたりばったりで本当にカリフォルニアに着けるのかな…。

 今回、今後登場しそうなキャラクターが5組描かれました。こういう演出大好きです。『Bleach』の作者さんがよくやるイメージ。この先登場するのが楽しみです。メガネのキャラクターがなんとなく作風違う感じ。

作者さん振り返り

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