『片喰と黄金』31話「セントルイス⑦」感想 イザヤの新しい旅の目的

2021/11/27

片喰と黄金

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『片喰と黄金』31話「セントルイス⑦」の感想です。

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片喰と黄金 - 北野詠一 / 第31話 セントルイス⑦ | コミックDAYS

あらすじ

 棚が倒れ、アメリアイザヤが室内に閉じ込められる。エリ先生ハイラムが幌布を持って駆けつけアメリアたちを救出する。

 ラルフが、イザヤが窓から投げ捨てた「失敗作」の絵を見つける。それはかつてアメリアたちと行ったグレートフォールズの絵で、本来人=アメリアたちがいた場所は余白になっていた。イザヤは、やはり自分はおかしいが生きてみることにしたと笑う。ラルフはそれを聞いて涙を流す。

 ラルフが、イザヤが変わろうとしているなら自分も変わらなければならないと考え、イザヤに保護者をやめて対等な友人になると伝える。

ラルフ「だから金を返せ……」

イザヤは返済のために黄金を採りに行くことを決め、晴れてアメリアたちとの旅の続行が決まる。

 ラルフはアメリアが今回誰よりもイザヤの心情を理解していたことを悔しがり、「イザヤ第一人者の座は必ず取り戻す」と宣言する。

感想

 イザヤとラルフの微妙な関係に決着がつきました。ラルフは、いくらイザヤの考えを尊重するといってもやっぱりイザヤが生きていてくれて嬉しいみたいです。

 イザヤが27話で投げ捨てた失敗作の絵は、グレートフォールズの絵でした。本来は人が居たほうが決まる構図なものの、結局人を描くことが出来なかったため失敗作といっていたようです。同じ構図の絵を13話で描いていましたが、その時の絵は破いてしまっていたのであの後また書き直したのかな。本心が出たり引っ込んだりするイザヤ。

 イザヤがラルフに金を返済することになりました。ただ、返済が必要にはなったものの黄金を手に入れてからの話になるため、当面の旅資金はラルフからの借金でこれまで通り困ることはなさそうです。今後は道中の富豪のお屋敷に泊まれるかはわかりませんが…。

 そろそろセントルイス出発かな。ラルフの体調も心配だけど、コナーの様子も気になります。

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