『片喰と黄金』7話「ニューヨーク⑤」の感想です。
第7話「ニューヨーク⑤」あらすじ
絞首台の上でブッチャーが回想する。ブッチャーは前日アメリアを殴る手を寸前で止め、アメリアとコナーを帰していた。
イライジャがブッチャーを嵌めたのは、ブッチャーに自分を見させるため。ブッチャーを出し抜いて上に立てばブッチャーが自分を見るはずだと考えた。しかし、ブッチャーは晴れやかな顔でニューヨークを眺め、イライジャのことは変わらず眼中になかった。ブッチャーはニューヨーク市民が「ブッチャーの死」を望んでいることに気づき、最後までニューヨークの願いを叶えられると嬉しく感じていた。イライジャは絶望して言葉を失う。
アメリアが絞首台に上がり、ブッチャーを助ける。混乱が波及してニューヨーク市民の不満が爆発し、大乱闘に発展する。ブッチャーはアメリアに馬車代替わりの時計を渡して送り出す。
ブッチャー「ようこそアメリカ合衆国へ」
イライジャは乱闘中に襲われ、望みを叶えること無く命を落とす。
アメリア「さよならニューヨーク」
感想
ニューヨーク編、完。ようやく黄金に向かう旅路に戻りました。
イライジャがブッチャーを裏切ったのは、ブッチャーに自分を見て欲しいからでした。ブッチャーはニューヨーク以外にはほぼ無関心で、ブッチャー大好きなイライジャにはそれが耐えられなかったようです。結局最後までブッチャーの眼中にないまま退場…悲しい人物です。
アメリアの右頬がひどく腫れていました。ブッチャーは最後の拳は止めたものの、その前の一撃が顔に当たっていたようです。アメリア、アメリカ到着して数日でとんだ目にあっています…。
次の目的地はボルチモア。ブッチャーから時計と地図をもらいましたが、ニューヨークしか書かれていない地図のようです。ニューヨーク大好き人間め…。「ボルチモアは南」とだけ言われましたが、ちゃんとたどり着けるのかな。なんなら次回もニューヨークにいそう。
作者さん振り返り
【振り返り】アメリアの右頬をなんとかして隠した数ページ。
— 北野詠一 Kitano Eiichi (@kitanoH_) October 31, 2021
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