『片喰と黄金』7話「ニューヨーク⑤」感想 ようこそアメリカ合衆国へ

2021/11/07

片喰と黄金

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『片喰と黄金』7話「ニューヨーク⑤」の感想です。

カタバミの写真

第7話「ニューヨーク⑤」あらすじ

 絞首台の上でブッチャーが回想する。ブッチャーは前日アメリアを殴る手を寸前で止め、アメリアとコナーを帰していた。

 イライジャがブッチャーを嵌めたのは、ブッチャーに自分を見させるため。ブッチャーを出し抜いて上に立てばブッチャーが自分を見るはずだと考えた。しかし、ブッチャーは晴れやかな顔でニューヨークを眺め、イライジャのことは変わらず眼中になかった。ブッチャーはニューヨーク市民が「ブッチャーの死」を望んでいることに気づき、最後までニューヨークの願いを叶えられると嬉しく感じていた。イライジャは絶望して言葉を失う。

 アメリアが絞首台に上がり、ブッチャーを助ける。混乱が波及してニューヨーク市民の不満が爆発し、大乱闘に発展する。ブッチャーはアメリアに馬車代替わりの時計を渡して送り出す。

ブッチャー「ようこそアメリカ合衆国へ」

イライジャは乱闘中に襲われ、望みを叶えること無く命を落とす。

アメリア「さよならニューヨーク」

感想

 ニューヨーク編、完。ようやく黄金に向かう旅路に戻りました。

 イライジャがブッチャーを裏切ったのは、ブッチャーに自分を見て欲しいからでした。ブッチャーはニューヨーク以外にはほぼ無関心で、ブッチャー大好きなイライジャにはそれが耐えられなかったようです。結局最後までブッチャーの眼中にないまま退場…悲しい人物です。

 アメリアの右頬がひどく腫れていました。ブッチャーは最後の拳は止めたものの、その前の一撃が顔に当たっていたようです。アメリア、アメリカ到着して数日でとんだ目にあっています…。

 次の目的地はボルチモア。ブッチャーから時計と地図をもらいましたが、ニューヨークしか書かれていない地図のようです。ニューヨーク大好き人間め…。「ボルチモアは南」とだけ言われましたが、ちゃんとたどり着けるのかな。なんなら次回もニューヨークにいそう。

作者さん振り返り

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