『片喰と黄金』29話「セントルイス⑤」感想 アメリアを同行させた理由

2021/11/27

片喰と黄金

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『片喰と黄金』29話「セントルイス⑤」の感想です。

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片喰と黄金 - 北野詠一 / 第29話 セントルイス⑤ | コミックDAYS

あらすじ

 イザヤは、自分に絶望しているときアメリアと出会った。イザヤはアメリアの自分を助けるという言葉を受け、彼女を観察することにした。そして、もし彼女が人を助けないような人間であればそこで人生を終わらせようと決めた。

 ラルフが倒れた翌朝、イザヤがラルフの世話をする。イザヤは、ラルフが誤ってランプを倒したのを見て、丁度いい、と自分の絵を火にくべる。イザヤはここで人生を終わらせるつもりだった。ラルフは最後までイザヤの全てを肯定すると言ってイザヤを止めない。ラルフは外に出され、小屋から火の手が上がる。

感想

 続・イザヤの心情回でした。イザヤがアメリアを同行させていたのは「観察」「実験」のつもりだったようです。もしアメリアが人を助けないような人間だった場合は、すなわち自分が助からないと証明されたということで死ぬことを決めていたようです。南部に行ったのもわざとトラブルの起こりそうな土地を選んだからだとか…えぐい…。ケンタッキーではアメリアかなりひどい目に遭いました。

 イザヤが小屋に火を放ちました。アメリアの観察はまだ結果が出ていないはずですが…。ラルフが倒れても何も感じなかったことで、改めて自分が「おかしい」と認識することになったのかもしれません。そして、ラルフもその決断を支持。いくらイザヤ大好きだからってそんなところまで肯定しなくても…。

 この漫画は先の展開が本当に全く読めません(それが大きな魅力の一つです)。アメリアはこの事態にどう対処するんだろう。

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